空間デザイナー田中俊行の主宰する空環計画研究所。
人々が知と感と趣に浸る「経験価値」へと惹きつけ「空間を時間とめぐる」デザインを構想し実践している。そうした空間表現の場において「書アート」にインスパイアされることがあり、書家田島絵実がアソシエイトとなる。

「空間デザイン」がその文脈を、心地よい設えや佇まいへと回遊する体感に込めるように、「書アート」は書き手の心象の表れを言葉と意味の響きあう筆触に込めている。
創造体験が三次元であろうと二次元であろうと、その表現行為が空間へと時間をともなって辿ることで成立するという、共通の概念をもった美意識に気付かされる。

空間デザインは、つねに場の心象を醸す磁場をつくりながら人々の参加を促し、共感を誘い、歓心を拓くスペースメディアといえます。
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